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知らない痴漢について行ってはいけません!

 

僕は今痴漢にあっている。

学校帰りの満員電車。ギュウギュウと前から後ろから押しつぶされるのはいつもの事だ。

いつもと違ったのはどこからか伸びた手が僕の身体を弄ってきたことだった、

 

「んぅ……っ!?」

 

制服の中に手を突っ込まれてシャツの上から身体を撫でられる。

どこの誰が触っているのかは分からないが、男を痴漢するなんてどんな悪趣味だと、不埒な手を捻りあげてやろうと思った時、別の方向から手が伸びてきた。

 

「っ!」

 

驚いて声を上げそうになったが寸での所で思いとどまった。

背後から声をかけられたからだ。

 

「騒ぐと君の可愛いタマタマが潰れちゃうよ?」

 

少し若い声だった。

その声の主は僕の下半身……具体的にはちんこを握る。僕が声を上げたら簡単にソレは潰されるだろう。

簡単に僕は痴漢に抵抗できなくなってしまった。

 

先に触っていた方の右手が、腹の辺りからだんだんとその手を上にずり上げ、胸の辺りを弄る。

女の子の様な膨らみの無いそこに何の面白みがあるのか分からないが痴漢は僕の胸をひたすら撫で上げる。

 

そして後から触ってきた左手がちんこを撫でる。

ゆっくりと摩られるだけで強い刺激は無い。

 

後ろから抱きつかれて、前には別の男がいる。

僕よりも背の高いその人の胸辺りに僕の顔が当たる。いくらなんでも気付かれていないワケが無いだろうと見上げてみれば、その男は興奮した様に顔を紅潮させて僕を見ていた。

 

助けを乞うことはできない。

 

目があって、そう悟ると同時くらいに前の男も僕に手を伸ばしてきた。

 

「ヒッ……!」

 

撫でられていない方、左の胸に男の右手が触れる。

後ろの男と違って、前の男は積極的に胸を揉んできた。丁度指の間に乳首が挟まる様に触られ、今まで感じたことの無いような電流が奔る様な何かを感じる。

 

ビクリと身体が揺れると前の男は気を良くした様にギュウギュウと胸を揉んだ。

 

「っ、っ、っ、っ」

 

揉まれる度に変な声が漏れそうになって、歯を食いしばって必死にソレを耐えた。

右と左で全然違う触り方をされ、ソレが別の男二人に身体を好き勝手にされているのだと実感してしまうことになる。

 

次の駅で人が降りるのに乗じて逃げよう。

もう他に手は無い。ソレまでの我慢だ。

 

「ひぅっ……!?

 

ずっと撫でられるだけだった右の乳首が突然つままれた。

 

「もしかして、激しい方が好きなのかな?」

 

耳元で声がした。

 

「ちがっ……」

「違わないよね? だってそんなに激しく揉まれて気持ちよくなっちゃってるんだもん。先に手を出したのは俺なのに、妬けちゃうなぁ……」

「ひんっ♡♡♡

 

ギュウッと右乳首がつねられる。

 

「あんまりこっちは触られて無いのに勃ってるね」

 

スリスリと撫でられてるだけのソコは確かに熱を持っていた。

乳首をつままれて気持ちいいなんて認めたくなかったのに、ソコは反応してしまう。

 

「もっと気持ちよくしてあげるね」

「~~~っ♡♡♡

 

両乳首を強く、しかし全く違うリズムで揉みくちゃにされる。

もう認めるしかなかった。

僕は電車の中で、2人の男に乳首を弄られて興奮していた。

 

気持ちいい。

 

認めてしまえば後は楽だった。前にいる男に縋りながら、乳首の刺激を甘受する。

 

「んっ うぅ……♡ んぅ…♡♡♡

 

左の胸全体を揉まれ、時折ギュウッと乳首に擦れるのも、右のピンポイントに乳首を引っ張られるのも気持ちが良くて仕方ない。

もう自分がどんな顔をしているのか分からなくなっていた。

 

次の駅に着くころには僕のちんこはパンパンに、痛いほど張りつめて、射精したくて仕方が無い。このまま、後ろの男の左手が激しく動いてくれたらどんなにイイだろう。

 

そんな事すら考えてしまう。

 

「もうすぐ次の駅だね。どうしようか? 乳首もおちんちんも気持ちいまま逃げる? それとも、電車の中でイッちゃう?」

 

男の言葉で、少しだけ我に返る。そうだ、此処は公共の場だ。

こんな所でイクなんて……。

 

「や、やだ……ダメ。電車の中、ヤダ…」

「外なら良いのかな?」

 

男の言葉に、僕は小さくうなずいた。

本当なら逃げるべきだ。けど、一駅分乳首を弄られてしまっただけで僕はもう快楽の虜だった。

 

きっと、自分の手で乳首がこんなに気持ちよくなる事なんて無いだろう。男に乳首を弄られながら射精するなんて、きっともう無い。

 

一度だけ。一度だけ、そんな気持ちよさを味わってみたい。そんな誘惑に、僕はあらがえなかった。

 

「次の駅で降りようか……。て感じだけど、前の人はどうする? 一緒に来る?」

「じゃあ、一緒に行くよ」

「了解、男子トイレの一番奥の個室に来て。怪しまれない様にちょっと遅れてね」

 

僕の頭の上でそんな会話がされて、その間にも僕の乳首は二人の手で弄られる。今はシャツの上からだけど、きっとトイレに行ったら直に触られてしまうのだろう。

 

ソレを想像して、ゾクリと甘い疼きがした。

 

ゆっくりと二人の手が離れると同時くらいに電車は次の駅に着いた。

 

僕は少しフラついてしまって、ソレを後ろにいた男が支える形でホームに出た。周りの人からは僕が体調を崩した学生で、男は親切なサラリーマンにでも見えているのだろう。誰も、駅員さんですら声をかけてこなかった。

 

 

 ♡

 

 

先ほどの会話通り、男は僕を男子トイレの一番奥に連れ込んだ。

蓋を下したトイレに座らされて、そこでやっと僕は、僕を痴漢してきた男の顔を見た。

 

ソイツは予想通り、20代後半から30代前半くらいの明るめの髪の男だった。

痴漢なんてする奴はさぞかしモテないんだろうと思っていたけど、男は普通の優男風の今どきの青年だった。

 

「俺の顔に見とれた?」

「違います」

 

流石にそこまででは無い。

軽い調子の男に、本当にこの優男が僕なんかを痴漢したのかと疑問に思う。

こんな平凡な高校生男子に痴漢なんぞしなくても彼女の一人や二人してもおかしくなさそうな男だ。

 

「じゃあ、続きをしようか」

「……あの人待たなくても良いんですか?」

 

途中で人を入れるより、揃ってから始めて鍵を閉めてもらいたい。

流石に男に乳首を弄られてる所なんて見られたくない。

 

痴漢されて捕まえるのだったら好き者もいたもんだで済むけれど、今は合意だ。僕が好き者になってしまう。

 

「二人掛かりで責められたいの? 淫乱」

「違います!」

「シー、誰か他の人が来ちゃうよ? それに、違わないよね? ココ、あの男に触られてから気持ち良さそうにしちゃってさぁ……」

「ひぁッ!?♡♡♡

 

電車では前の男に触られていた左胸を、今度は優男に触られる。服の上からだけれど、少し時間が経って忘れた頃に刺激されたソコは思っていたよりも敏感になってしまっていた。

 

自分でも驚くほど甘い声が出た。

 

「おっぱいが気持ち良いんだね。俺はゆっくり、コッチから気持ちよくしてあげようとおもったのに……」

 

そう言うと男は俺のちんこを撫でた。

 

「嬉しい誤算だけどね。こんなおっぱい責められるのが大好きなド淫乱ちゃんを捕まえられて。本当だったらもう2駅くらいおちんちん弄ってあげるつもりだったのに……。あの男に胸揉まれて気持ち良さそうにしちゃってさぁ」

「俺の事かぁ?」

「っ♡♡

 

不意に男の後ろのドアが開いて、先ほど前にいた男が顔をのぞかせた。

こちらの男は強面だった。一度目が合っているから顔は見ていたが改めて見るとこっちの男も不細工ということなく、どちらかと言えば男前の方だ。

何故、こんな人が僕なんかに痴漢していたのか本当に分からない。

 

「来たね。そう、君の事話してたんだよ。俺と君の二人掛かりで責められたいってこの子が言うからね」

「へー、そりゃあ……淫乱だな」

「言ってませんから……」

 

にやりと笑い、個室に入ると男は後ろ手に鍵を閉めた。

 

「さて、コレで始められるね。服はどうする? 自分で脱ぐ?」

「はい……

 

上着を脱いで、カバンの上に置く。シャツに手を掛けた所で、僕は一つ重大なことに気が付いた。

 

「そういえば僕、どこまでされるんですか?」

 

痴漢されていた時は気持ちが良くてどこまで考えられなかったが、まさかこのままこの男達に犯されるのだろうか。流石にソレは嫌だ。

 

「んー、最期まではしないよ。君の身体を弄って、気持ちよくなってもらって、できれば俺の身体にも触って欲しいなぁ。手コキと素股と選ばせてあげる」

「……手コキでお願いします」

 

素股よりは手の方がマシだろうと判断して、僕はシャツのボタンを外す。

今日は中に何も着ていなくて、だからこそ、電車内なんかで触られてあんなに反応してしまったのだ。

せめてタンクトップでも着ていればこんなことにはならなかったのかもしれない、と思うけれど、そしたら優男にちんこを弄られて結局こうなっていたのかもしれないと思い直す。

 

シャツの前を肌蹴て、カチャカチャとズボンからベルトを外す。ズボンとパンツをズラしてまだ少しだけ経っているちんこを取り出せば先ほどの余韻なのか先走りで濡れていた。

 

その様を男たちは舐めるように見る。

ストリップにもならないだろうソレを見て楽しいのか僕には分からない。

 

けれど、時間が経ってもまだ反応しっぱなしのちんこや、ツンッと上を向いて肥大した乳首を見られるとゾクゾクとしたものが背筋を伝う。

期待、してしまってるのだろう。

これから男たちにされるだろうことを。

 

「乳首、赤くなっちゃってるね」

「触るぞ」

「きゃうっ……!♡♡♡

 

優男がニヤニヤと言葉をかけて、僕の返事を待たず強面が右乳首をつまんだ。

悲鳴のような高い声が漏れて、僕は思わず身体をのけ反らせた。

 

差し出される形になった左乳首を優男が撫でた。

 

「あぁっ

「はぁ……もうちょっと言葉責めしてあげたかったんだけどね…」

「そうか、でもコイツはもう待てないみたいだぞ?」

 

触れられた乳首が気持ち良くて、ビクビクと身体を震わせる僕を見て強面が笑う。

 

「そうだね、いっぱい触ってあげるね」

 

優男がそう言って、左胸全体を乳首を巻き込みながら撫でる。揉まれるのとはまた違ったむず痒いような感じがして切なくなる。それと同時に、取り出したちんこも優しくサワサワと撫でられる。

 

「さっきと同じようになるまでシテあげるね」

「じゃあ俺は胸を揉めばいいのか?」

「んぅっ♡♡

 

右の胸を先ほどと同じ様に少し乱暴に揉まれる。

さっきと違うのは右と左、そして、男が両方前にいること。

 

そして何よりも、その全ての責めが地肌で行われていること。

それだけで、さっきよりも何倍も感じてしまう。

 

目を瞑って、声が出そうになるのを我慢して、胸の快楽を享受していると不意に顎をすくわれた。

 

「んうぅっ♡ ……あぁッ♡♡♡

 

強面の方が、空いた手で僕の顎を持って、僕の唇にしゃぶりついた。

 

「あっ あぁっ……♡♡♡ ふぅっんっ…♡♡♡♡♡

 

僕の唇は簡単に強面の舌の侵入を許し、その蹂躙を受け入れる。

舌が絡め取られ、敏感な上顎をなぞられる。

グチャグチャといやらしい音が僕の口内でする。

 

女の子とチューした事はあるけれど、こんな気持ち良くなったことは無かった。それは僕がこの男よりもヘタだからかもしれないけれど、そんなことどうでも良かった。

舌をしゃぶられるのが気持ち良い。

奪い尽くす様な蹂躙にゾクゾクと性感が刺激された。

 

「んっうぅっ♡♡♡

 

その間にも胸は責められていて、口と胸の両方の快感でちんこからダラダラと先走りが垂れた。

 

「そろそろ、かな」

「ひゃぁああっ♡♡♡♡♡♡

 

グチャリと音を立てて優男にちんこが握り込まれた。

思わずあげてしまった悲鳴に一度、強面が離れる。

けれど、その悲鳴を抑えるように、直ぐにもう一度僕の唇に食らいついた。

 

「んぅぅっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡!!!!!!」

 

両乳首をギュウギュウと詰まれて、ドロドロのちんこを思い切り扱かれて、呆気なく僕はイッた。

 

いや、呆気ない事は無かった。

 

ドクドクと、自棄に長い間イッていた気がする。その間ずっと僕のちんこは優男に扱かれたままで、一度イッただけのハズなのに、射精が終わった頃には何度もイッた後みたいに僕の息は乱れていた。

 

「気持ち良かったみたいだね」

 

フーフーと息を切らせる僕に優男はイイ笑顔で声を掛けた。

僕がイッただけなのに何故この人はこんなイイ笑顔なのか……。放心気味かつ賢者タイムな僕は目の前の男が本気で分からない。

 

「でも、お前-。気持ち良さそうだったからイイけど、先にちゅーすんなよ」

「悪い、手持無沙汰だったからつい」

「ついじゃねぇし。今度は俺がするからな」

 

疲れて動けない僕に、今度は優男がキスをする。

強面の荒々しいのとは違う、ついばむようなソレだ。チュウッと音を立てて、唇が吸われる。

 

「んぅっ

 

隙間を作ればやはり舌は口内へと侵入し、ペロペロと中を舐められる。

強面がしたような奪うようなソレではなく、事後に恋人にするようなのだ。

 

その優しい気持ち良さに脳みそがトロけて、ずっとシテいたくなる。

しかし、適当な所で優男は口内から出ていってしまった。

ソレを名残惜しく思いつつ二人を見れば、ズボンの股間の部分が膨らんでいた。

 

「……」

 

そうだ、今からこの二人を手コキしないといけないんだった。

乳首弄ってイカせてもらったんだから仕方ない。

 

「一人ずつで、いいですか?」

「んー、できれば二人いっぺんがイイなぁ」

「……」

 

ソレは視覚的な理由だろうか。そんなシーンをAVで見たことがある。ソレは口にもう一本咥えていたけれど。

 

「ね? だめ? ナンだったら俺たち二人でこのえっちな乳首舐めてあげるから」

「舐めて……?」

 

手で弄られただけでこんなに気持ちいいのに、口でされたらどんなに気持ち良いか……。

僕は思わず想像してしまう。

 

「そう、チュウッって吸って、レロレロって舐めて、このえっちな粒をとっても気持ち良くしてあげる。だから、その前に、俺たちのおちんちんを気持ちよくして?」

 

優男の言葉に、今はちょうど触られて無い乳首がズクンと疼いた気がした。

 

「……はい

「素直ないい子だね。じゃあ、コレ、よろしくね」

「コレもだ」

 

ボロン、と取り出されたソレは僕のよりも大きくて、濃い色をしていた。

一瞬ソレに怖気づきかけるけど、意を決して僕は二つのソレを掴んだ。

 

「うぅ……

 

ドクドクと脈打つソレはまさしく男のちんこという感じだ。

恐る恐るソレを上下に扱くと二人は息を熱くした。

 

気持ち良いのだろう。

握り直して、少し強めに扱くと分かりやすくビクンと腰を揺らした。

 

「フフッ、やる気になってきたね」

「別に… そういうワケじゃ……♡♡♡

「やる気になったとこ悪いんだけど、ちょっと良い事思いついちゃった。ちょっと手ェ離して」

「?」

 

言われた通り手を離す。と優男はにっこりと僕に笑いかけた。

 

「先に乳首口でしてあげるね」

「っ

 

キュッと乳首をつままれ、肩が跳ねる。

どういうつもりなんだろう、と思いつつも口でしてもらってみたくて僕は乳首を差し出した。

 

「どういうつもりだ?」

「いやー、この可愛いおっぱいで乳首ズリしたくて」

「……」

 

強面の質問に対する優男の答えに、僕は少しの間言葉を失った。

 

乳首ズリ? 何だソレは。

パイズリみたいなものだろうか。

 

「流石にちんここすり付けた乳首舐めたくないでしょ?」

「……そうだな」

 

やっぱり。

何となく語感から分かっていたが、流石にソレは男としてどうなんだろう。

 

乳首にちんここすり付けられる男とは……。

まぁもう此処までされたらどうでも良くなってきた。というかソレも気持ち良さそうな気がしてきた。

 

「で、良いかな?」

「あ、ハイ」

「じゃあ、淫乱乳首いただきまーす」

「ん……っ♡♡♡♡

 

先に食べられたのが左だった。柔らかく温かい粘膜が乳首を包む。

次いで、右に食いつかれる。

 

「あ……あァっ♡♡♡

 

左は乳輪まで優男の口に包まれてその中で散々弄られてツンツンに尖った乳首をペロペロと舐め転がされる。

右は乳首だけ強面の唇に食まれて、吸い付かれる。

 

「ふぁ…っ や、これぇ…♡♡♡ んぅ♡♡♡ あっあぁっ♡♡♡♡

「ひもひいい?」

「気持ちいっ♡♡♡ 気持ちイイッ、けどぉ…♡ ヤ、らめっ、コレ感じすぎちゃぁあ……♡♡♡♡♡♡

 

予想以上の快感に僕は涙目だった。

もうココがどこなのかとか、相手は見知らぬ痴漢男だとか全て忘れて、乳首の気持ち良さに溺れていた。

 

「あっ、アァッ…んぅうっ♡♡♡♡ あんっ あんっぁああああッ♡♡♡♡♡

 

チュウチュウと吸われるのもぺロぺロと舐められるのもどっちもヨくて、声がとまらない。

ちんこは全然弄られて無いのにビンビンに勃起していて、ダラダラと流れる先走りが止まらない。

 

この後履いて帰らなきゃいけないのに、多分パンツもズボンも俺の体液で汚れてしまっているだろう。

 

「ふぁあああっ♡♡♡ だめっ♡♡♡♡ イクッ♡♡♡♡♡♡イクぅ……♡♡♡♡♡♡

 

不意に、優男が左乳首を思い切り吸い上げ、強面が右乳首を甘噛みした。

その瞬間、頭が真っ白になって、視界に光が散った。

 

身体がビクビクと痙攣して、全身が性感帯で、その全部をいっぺんに刺激されたみたいだった。

 

「あぁっ♡♡♡ アッアッアッ♡♡ ふぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡♡

 

さっき一度イッた時も、酷く長い間イッた感じが続いたけれど、今回はそんなもんじゃ無かった。

 

ずっと気持ち良いのが止まらなくて、まるで乳首がちんこになっちゃって、そこからずっと射精してるみたいな感じがしていた。

 

「あ、あ……

 

頭がふわふわして、気持ちが良くて、けれども指一本動かせない倦怠感。

まだ終わっちゃダメなのに、限界だった。

 

瞼が重くて、眠気に逆らえない。

 

薄れゆく意識の中で駅員の声が聞こえた気がした。

 

 

 

  

目が覚めると僕は知らない部屋のベッドの上にいた。

 

「う……ぇ?」

 

手は頭上で縛られてベッドにくくりつけられている。服はいっさい着ておらずビンビンに勃ったままの乳首がさらけ出されていた。

 

「あ、起きたね」

「ひっぁっ!?」

 

訳が分からない状況に目を白黒させていると声がかけられる。そちらを見れば痴漢の優男がいた。

男は僕の乳首をキュッとつねってから弄ぶ様に転がした。

 

「気絶しちゃってたからホテルに連れてきちゃったよ。まだちゃんとシテもらってないからね」

「やっぁ、あぁんっ♡♡♡♡

 

男の悪戯に僕の乳首は敏感に快感を拾っていた。

 

「おいおい、先に楽しそうにしてんなよ」

「ちょっと、僕のこともちゃんと紹介してよ」

 

僕が優男の手に夢中になってると反対から二つの声がした。それは強面ともう一人、どこかで聞いたことのある声だった。

 

「へ?」

 

見たことのある顔、3人目の男は何度も見たことのある駅員のソレだった。

 

「あはは、ごめんねー。全員グルだったんだー」

「ひっ、んぁあっ♡♡♡

 

きゅうきゅうと全く謝る気の無い声と手付きで優男が僕に言う。

 

「僕ら痴漢は常習犯でね、二人で触って彼が見逃すんだよ」

「あっ、あぁ……ん…っ♡♡♡

「だいたいトイレで全部済ますんだけど、君は特別敏感で乳首弄られただけで気絶しちゃったからホテルまでお持ち帰りしちゃった」

「あっ♡♡ あっ♡♡

 

酷い話だけれども、こうなってしまってはどうしようもなく僕は泣きながらも優男の手に身を委ねていた。

 

「まぁ安心して。僕ら乳首だけで満足するから。全裸の君と学生証の写真撮ったから誰かに言ったらネットに晒すけど、最後まではしないよ」

「ふっうぅ……♡♡♡ あぁっ♡♡♡♡♡♡

「じゃあ、今からは約束通り乳首ずりさせてもらうね。一人増えたし、一回じゃすまないけどネットに写真さらされたくないなら我慢してね?」

 

ボロンッと出された三人分のちんこが僕の身体に擦り付けられた。

 

「ひっ、あぁぁあああっ♡♡♡♡♡♡♡♡

 

少し硬くなったソレが自分の胸に押し付けられるのは恐怖でしかなく、コリコリにされた乳首が亀頭に捏ね回される。

 

「やっ いやぁあああっ♡♡♡♡

 

先走りを擦り付けられヌルヌルしてきた乳首がテラテラと光る。

右乳首に駅員の、左乳首に強面の、そしてぱいずりする様に真ん中に優男の竿が擦り付けられた。

 

「ふふっかわいー、おっぱい犯されてるのにトロ顔キメちゃって……」

「ひっ んぅっ♡♡♡

 

確かに、怖いのに僕はちんこの擦り付けられる胸から快感を得ていた。

手を縛られて逃げられない胸に、男の欲望が擦り付けられる様はマゾヒステックな悦びと単純な快楽信号を脳みそに送った。

 

「あっ♡♡ やっ♡♡♡ やぁっ♡♡♡♡ んっ♡♡♡♡♡

 

イヤだと言う割に、放っておかれる自分の性器は勃ち上がり、腰を振りたくってしまう。ボロボロと涙を流しているのに口から漏れる声は甘くとろけていた。

 

「淫乱なおっぱいにはたくさん精液かけてあげるね」

「ふぇっ♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あぁぁあああっ♡♡♡♡♡♡

 

ビュルッと胸の真ん中に冷たい精液をかけられ、口許まで飛沫が飛ぶ。胸に精液をかけられたという事実だけで僕はイッてしまった。

 

「あぁぁああああっ♡♡♡

 

ビクビクと身体を跳ねさせると左右の乳首を自らちんこに擦り付ける形になって僕は悲鳴をあげた。

そんなこと望んでいないのに、乳首をちんこに擦られるのが酷く気持ち良い。

 

「ハハッ、悦さそうだなぁ? お望み通り乳首にもかけてやるよ」

「ほんと、かわいいねっ」

「ひぃっ♡♡♡ やっ♡♡♡♡ やらぁぁあああっ♡♡♡♡

 

左右両方の乳首をグリグリと擦られ僕は連続して絶頂する。それとほぼ同時にビュルッと冷たい精液が乳首に叩き付けられた。

 

「あぁぁあああっ……♡♡♡♡♡♡

 

白くドロドロにされた胸がビクビクと揺れる。真っ赤になった乳首に白い精液が付着して、僕は汚された気持ちでいっぱいだった。

 

「さて、じゃあ次はどっちが真ん中にくる?」

「じゃ、俺がやるわ」

「おっけー、交代な」

 

絶頂の余韻に浸る僕の上で不穏な会話が交わされる。

あと何回この暴力的な快楽に曝されるのか、最低あと2回。

しかし、恐らくそれだけでは終わらないのだろう。

 

知らない痴漢についていったことを僕は泣きながら後悔した。

 

 

 

 

End